「事故年鑑」製作中に思うこと

　株式会社アイギスにて毎年発行しています、「事故年鑑」。事故年鑑の編集作業はこちらのブログがとても分かりやすいです！→事故年鑑２０２０年完成間近!!

　今はまだ、「①毎日の新聞・ネットニュースの読み込み」の段階なのですが、この作業が私にとって精神的にとてもしんどいときがあります。皆さまご存知の通り、事故年鑑はその年1年間で発生した保育現場の事故事例や、時代の変化（新しい施策）など、保育に携わる方皆さまに読んで頂きたい事故事例集です。先日の私のブログ「リスクは経験と情報（あと少しの知識）」にあるように、情報を得ることはとても大切です。保育業界の情報のみとなっているアイギスの事故年鑑は本っ当にオススメできるものなのですが、情報収集の際は国内、海外問わず、さまざまな子どもの事故のニュースを目にすることとなります。「事故」とあるように、保育施設での記事も家庭内での記事もほとんどがアンハッピーな記事です...防ぎようのない事故は別として、虐待の記事や、設備不良の記事などはズンズン気が滅入ってきます。だからといってこの作業を止めるわけにはいきません！仕事だから、というより、事件・事故として記事になっている以上、何が危険だったのか、何が虐待となったのか、そしてこの事件・事故を経て、今後どうしたらいいのか、どういうことができるのか、などを知ることができる、考えることができるからです。

　事故年鑑はアイギススタッフみんなで編集・確認作業をするため、みんなズーン...となっているはずです。それこそ事故年鑑を読んだ皆さまもズーン...となるはずです。一緒にズーン...となりましょう！とは申しませんが、「これから」を考えていけると嬉しいです。

　事故年鑑は例年2～3月に完成予定です。過去の事故年鑑も在庫がある限り購入可能ですので、気になる方はお問い合わせください！