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アイギスの近況

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます~研磨せず、摩耗するな~

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます~研磨せず、摩耗するな~

 アイギスは昨日から通常業務を開始いたしました。

 読者のみなさま、旧年中は大変お世話になりました。今年度も皆様に保育業界のリスクマネジメントの情報やノウハウをお伝えすべく、スタッフ一同精進して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、私の今年からの目標は『研磨せず、摩耗するな』です。とてもかっこいいエピソードがありますので、ぜひご覧ください。

 私が大好きで大好きで止まないアーティストが、約2年振りにライブツアーをしています。コロナ禍で音楽業界も今まで通りに活動ができず、オンラインライブをしたり、聴覚体感型から視覚型に変更したり、先陣を切って工夫をしてきたグループです。

 タイトルの『研磨せず、摩耗するな』は、ボーカルがライブ中に言った一言です。

 研磨は『物の表面を滑らかにするために研ぎ、磨くこと。』のほか、『知識・技術などをより高度なものにするために努力すること。』という意味があります。

 摩耗は『かたい材質の物が、すりへること。』を指します。

 つまり、『研磨せず、摩耗するな』の意味は『高度なものを目指して努力せずに、心身をすり減らすだけのようなことは、あってはいけない』と私は解釈いたしました。「かっこいい」と思うと同時に、「厳しいな」と思う『克己』の言葉です。

 『克己』と言えば、私の高校時代の担任は県でも有名な剣道部の顧問で、校内のスポーツ大会で作成するクラスTシャツの背面には、担任の筆字で『克己心』と書かれていました。

 そのため、『研磨せず、摩耗するな』と放った私の大好きなボーカルのご尊顔の後ろに、高校時代の担任の顔がチラつき、『初心に帰り、謙虚さを忘れるな』という私独自の解釈が付加されることとなりました。

 皆さんご存知の通り、アイギスは向上心に溢れたスタッフが多いです。それぞれの得意が光り、組織として常に前進することを目指して、定位置に留まることに甘んじません。

 そんな組織の中で、一年目だった昨年の私は、『アイギス』のビジョンに付いていくことに必死でしたが、2022年は『歩を同じ』まではいかないにしても、代表の脇が見ている世界を、数秒遅れで見れるよう、引き続き喰い下がっていく予定です。

 ということで、『研磨せず、摩耗するな』は私の2022年からの座右の銘となりました。皆さんは、今年の目標、座右の銘は決まりましたか?

2022.01.07