園長先生の決断。

　人生は、決断の連続です。そんなことはアイギスのブログで言われなくともみなさま百も承知のことだと思います。自分の進路をどうするのか、週末でかけるのかどうするのか、レストランで何を頼むのか、この人と結婚するのかどうするのか等。いろんな決断がありますが、だいたいが自分だけのことか家族のことを決断するのだと思います。ということは、決断が間違っていたとしても自分や家族の責任をとればいいだけの話になります。

　しかし、保育施設の園長先生の決断は、施設で働く職員のみなさんの人生の責任も背負っています。自分だけのことを決めて失敗しても自分のことだけ面倒をみればいいのですが、施設の長というものはそういうわけにはいきません。弊社に相談してこられる園長先生方は、「保護者からこのようなクレームを受けているがどう対応したらいいかわからない」と言いながらも本当はどう対応するか決めていらっしゃる方がほとんどです。

　では、なぜアイギスに相談をしてくるのか。それは「自分の考えであっているのか不安」だからです。園長先生はいつも孤独で一人で戦っているのだと思います。職員と一緒に会議等でいろんなことを考えたとしても最終的に判断を下すのは園長先生です。職員がミスをしても最終的に責任をとるのは園長先生です。

　そんな園長先生の気持ちの負担を減らすためにもアイギスの２４時間ダイヤルが存在しております。相談内容がまとまっていなくてもかまいません。事故が起こったわけではないが、漠然と疑問に思って不安なことがあるということでもかまいません。

　アイギスは、危機管理、危機対応の専門家として園長先生の決断に寄り添い、後押しできるようアドバイスを致します。孤独な園長先生の道しるべの案内をし、その結果、職員のみなさんが働きやすい職場、園児さんが安全に過ごせる施設になってもらえることを願っています。