事故・トラブル最前線

事故・トラブル最前線これからの時代の園経営や
危機管理の在り方を専門家が語る

その他

保育園見学①~知らなければ質問もできない~

保育園見学①~知らなければ質問もできない~

 2020年3月、私は息子と保育園見学に行きました。そのときに気になったことと、反省したことを今回はブログにしようと思います。
 まず、私が住んでいるエリアは待機児童がいます。それゆえに私は見学したところで、希望した園には入れないだろうから、見学は無意味と思っていました(今もふんわり思っています)。ただ、自治体からの保育園申込書に「できるだけ見学を」とあったこともあり、かわいい息子のため、私自身保育園をよく知らなかったので勉強のため、重い腰をあげることにしました。そもそも0歳児を預かってくださる保育園が少なく、緊急事態宣言中ということもあり、見学を断られ、当時は1か所しか見学に行くことができなかったです。
 私が伺った保育園はお昼頃を見学時間としており、園内に調理室があったため、とてもいい匂いが充満しておりました。私が小さいときに通っていた保育園も同じで、あとちょっとでお昼ごはんだ~と楽しみにしていたのをよく覚えています。園内も綺麗でかつ、園児たちも気になるのかワラワラと見に来ていたのがとてもかわいく、楽しそうで雰囲気がすごくいい園でした。
 こちらの園で私が個人的に気になったのは3点。園庭に遊具は置かない、プールもない、ごはんに卵は一切使用しない、と決めていました。「安全」のためには仕方ないのかもしれませんが、少しさみしかったです...
 そして私が強く反省したのは、事前に何も準備していなかったことです。私は1から100まですべて教えてくれる、と勝手に思っていました。ざっと見学した後の質疑応答で何も質問できず、何も疑問も持たず、帰ってきてからあれを確認すれば、これも聞いておけば、とたくさん後悔しました。知らないのなら調べるべきでしたし、前もって確認事項をだしておくべきでした。最低限知らなければ何の質問も出てこないんだな、と気付かされました。次の見学ではたくさん質問できるよう準備しようと思います。
 余談ですが、見学申し込みの電話にて離乳食やお昼寝時間をお伝えしたときに、副園長先生がおっしゃった「すごい!リズムができているのですね!」の何気ないひと言はとてもとても嬉しかったです。

2021.07.21