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情報共有

情報共有

 本日は組織内での情報共有について、のブログです。

 私たちアイギススタッフは、あらゆる出来事(情報)を全員で共有します。なぜなら、1人のスタッフが知らないことで、お客様にご迷惑をかける可能性があるからです。例えば、電話対応するスタッフは1人だけではありません。情報の共有をしておかないと、追加でお電話をいただいた際にスムーズなご案内ができません。相手方に再度ご説明いただくようなことにもなりかねません。

 このことは、園の日常にも置き換えられます。園として対外部との対応方法の基本は統一し、共有しておきましょう。インターホンや電話の出方が好印象だと相手も気持ちがいいですよね。このような問合せがあったときには、誰につなぐ、確認する、などが皆わかっているとスムーズです。

 また、対外部とのやりとりの中で園の状況に変化があった場合に、対応する職員間で都度共有しておくことをオススメします。直接対応する立場の場合に、あまりに状況を把握しておらずトンチンカンな話をしてしまうと「大丈夫かなこの組織は...」という印象を抱かれてしまいますよね。

 日頃からの情報共有がスムーズに行われていると不測の事態が生じたときも、混乱せず情報の伝達・受取ができます。緊急時の連絡方法も全員が把握できていますか?

 こまめな情報共有は、職員さんが働いていく中での安心感に繋がりますし、何より、組織内の信頼関係を築くことにも繋がります。そんなサイクルが、日々の保育にも良い結果として反映されるものではないでしょうか。年度の区切りである4月も目前です。一度、情報共有の体制について見直されてはいかがでしょうか。

2021.03.01