10.26 LINE無料会員ニュース『なぜ国は 園バスの事故の再発防止策しか着手しないのか?』
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◆今週のトピック◆『なぜ国は 園バスの事故の再発防止策しか着手しないのか?』
昨年の7月〜今までに起きた保育施設内の死亡事故内容は以下です。
● 中間市・牧之原市 バス内閉じ込め熱中症事故
● 岡山市 遊具内首吊り窒息事故
● 広島市 園児脱出河川内溺死事故
園児が脱出して、河川で溺れた事故の後、広島市は園内から、園児が脱出できるところがないかをチェックしました。
今回は、バスのチェックもしました。
一方、岡山市は、園庭遊具の安全チェックをしました。
もちろん、バスのチェックもしました。
ではなぜ、3種類の事故のうち、1つの事故の再発防止策しか、国はやらないのでしょうか
あと2つの事故 遊具内首吊り窒息事故、園児脱出河川内溺死事故の原因に対する対策は、
国は行っていません。
なぜ一つの事故が起きた時、過去に起きた事故の原因もチェックして、二度と同じことが起きないように準備をしないのでしょうか。
人数確認について、脇は「竹の節のように」とセミナーで申しております。
竹は縦に割ると、節がいくつもついていて、部屋がいくつもあるように見えます。
活動の切り換わり時、場面の切り換わり時、節目節目で人数を確認すれば、例え置き去りや不明な児がいてもいち早く気付くことができます。
この1年強で亡くなってしまった4つの命。
事故の原因について、このニュースをご覧になっている方には、今から、もしくは明日でもいいですから絶対に起こさないべく、何か行動を起こしていただける事を切にお願い申し上げます。
それは「何からすればいいか分からない」とアイギスに電話するでもいいです。
検証委員会の報告書を見るでもいいです。
事故年鑑を見直して、過去の事故事例をもう一度確認するでもいいです。
心配や不安は「何もしていない」ということ、停滞しているだけだということをお忘れなきようにしてください。