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平成はどんな時代?

平成はどんな時代?

 とうとう12月に入り、2018年も残りわずかとなりました。今年の冬は平成最後の冬になりますね。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

 さて、今日のアイギスブログでは、平成にまつわる読売新聞の記事をご紹介したいと思います。

 11月27日の読売新聞に「平成時代」という様々な質問を通じて、平成時代について世論がどんなイメージを持っているのかという調査記事が掲載されていました。質問は「平成で思い浮かぶ人物」や「好きな平成の歌」から、「平成を象徴するできごと」まで多岐にわたっていたのですが、その中でも1つ、私が印象に残った質問が「平成の時代に起きた大きな変化の中で、とくに日本の社会に与えた影響が大きいと思うものをいくつでも選んでください」というものです。

<回答の上位5項目>

・東日本大震災や阪神大震災など相次ぐ大災害 82票

・スマートフォンの普及 66票

・インターネットなど情報通信技術の進化 63票

・原発事故の発生 61票

・人口減少社会 54票

 私がこの中で最も気になった回答は「人口減少社会」です。

 総務省統計局によると、日本の人口減少元年は2008年だそうで、そこから年々日本の人口は減少していっています。2115年には日本の人口が5055万5000人と現在の半分まで落ち込むという統計まで出ています。人口減少ということは、保育施設を利用する子どもの数が減るということです。もしかしたら次の時代は少ない子どもたちを奪い合う保育施設の戦国時代になるかもしれません。

 次の時代はどんな時代になるのでしょうか。怖さ半分、楽しみ半分な私でした。

2018.12.05