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台風被害を最小限にするために

台風被害を最小限にするために

台風20号、西日本各地に爪痕 東北・北海道で大雨警戒

台風20号は24日午前、日本海上を北に進んだ。同日夜に温帯低気圧に変わる見通し。台風が通過した近畿地方では1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り、和歌山県で熊野川が氾濫。延べ25万軒が停電した。鉄道の運休も相次ぎ、24日朝の通勤の足に影響を与えた。(中略)雨や風の影響で、西日本各地で被害があった。総務省消防庁によると、台風による負傷者は1府6県で計13人。奈良県や和歌山県などの住宅12棟で浸水などの被害があり、24日午前5時時点で約1万2千人が避難している。(2018年8月24日 日本経済新聞)

 日本全国で台風が猛威を奮い、全国各地で甚大な被害が出てしまっています。今回、主に西日本を襲った台風20号に関して、気象庁は「標高が低い沿岸の地域では、1階で寝ていると浸水で命を落とす危険もある」として、厳重な警戒を呼びかけました。しかし、私の記憶では、今までこのような呼びかけはなかったことかと思います。この呼びかけは、実際に1階で就寝中に台風被害にあい、亡くなった方がいらっしゃったことでなされたのでしょう。

 このように実際の被害によって、対策というものは変わっていきます。まだまだ台風は日本全土を襲う可能性は考えられます。被害を最小限にするためにも、常にアンテナを張って最新の情報を得ることが重要です。

2018.08.29