最近気になること
保育園のママ友達。
学生さんは夏休みに入りましたが、社会人には夏休みはなく、保育施設にはお盆休みもないと思います。私は、3歳児(認可保育園に通っています)の母親でもあります。
最近、保育園のママ友と話す機会が多くあり、保育園に対してどのように思っているかなど聞けて、心の中では「仕事に役立つ情報収集ができるぞ」などと思っていたりします。私は職場の近くの保育園に子どもを預けていますので、オフィス街のビルの一角の保育園で園庭もありません。その分、その付近に住んで子どもを預けている保護者が多いので世帯年収も高くセレブ感漂う方々もいらっしゃいます。
田舎育ちの私は圧倒されることもあるのですが、そんなセレブ感漂うママ達がよく話すことは、保育園比較と学童保育比較でした。○○保育園は英語やダンスを取り入れているらしい、あの学童保育は習い事も一緒にみてくれる、以前の保育園は手ぶらで預けられて、先生たちは子どもと一緒になって遊んでくれた、でも今のところは保育内容より安全を重視して、ケガをさせないようにという感じで見守っているだけ・・・と言っているのを聞いた私は違和感を抱きました。
そして思ったことは、なんと贅沢な悩みなのだろうと思いました。これは仕事柄、大怪我を負った子どもや死亡した子どもを見ているからなのだと思います。どんなに保育内容が素晴らしくて、そのことに対して親が喜んだとしても、それは元気な子どもがいてこそできることなのだと思います。安全に勝るものは何一つないと思いますが、保護者もそれに気づいていないのだなと実感した瞬間でした。