ベテラン保育士に振り回される園長先生。
最近、相談電話を受けていて感じることは、困ったベテラン保育士がいらっしゃるのだなということです。
では、どんなベテラン保育士さんにみなさん手を焼いていらっしゃるのか・・・
下記のようなことが代表例としてあげられます。全国から相談をいただくなかでの統計ですので、すべてのベテラン保育士さんがこのような方々というわけではございません。頑張っていらっしゃるベテラン保育士さんを責めたいわけでもございません。
① 昔のやり方を新人職員さんに押し付ける
② 強い口調で新人職員さんを威圧しながら指導する
③ 前の職場の決まりを持ち込んでくる
④ 子どもへの関わりが荒い
⑤ 指導しても聞き入れない
上記の内容をいい意味で解釈してみましょう。
① 伝統芸能のように昔のやり方を伝授してくださっている
② 「あなたのためを思って言っているのよ」と情熱を込めて指導してくれている
③ 自身の経験をもとに有効なやり方を提案してくれている
④ 子どもへは真剣に本気で関わっている
⑤ 信念を持っている
いい意味の解釈を見てみると大変素晴らしい志の高い方のように感じます。①~⑤のようなベテラン保育士さんのほとんどがいい意味の解釈を自分でして行動に移していらっしゃるのではないかなと思います。だから、間違っていると指導しても「私の何が間違っているの?」と理解することができません。しかし、そのベテラン保育士さんの身勝手な正義で他の職員さんが辞めたり、子どもが危険な状態になっているのであればそれは園長として、そのベテラン保育士さんと対決しなくてはいけません。
施設の長として何が最優先事項なのかを考えて、対決しなくてはいけないときは覚悟を決めて対決しましょう。その姿は他の職員さんにとって英雄に写っているのではないでしょうか。それでもその覚悟がつかなければアイギスにお電話をください。職員さんや園児さんを守るためにもアイギスは園長先生と一緒になって対決できるようアドバイスを致します。