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おっさんずラブから学ぶ危機管理

おっさんずラブから学ぶ危機管理

 最近、心待ちにしていたテレビドラマが最終回を迎えてしまいました。そのドラマとは、「おっさんずラブ」です!本日のアイギスブログでは、おっさんずラブからみる危機管理についてお話していこうと思います。

●おっさんずラブを見ていないという方へのあらすじ●

女好きだけど、まったくモテない33歳のおっさん・春田創一(田中圭)。だが、しか~し! 彼はある日突然、"未曽有のモテ期"を迎えることに!!それは文字通り"未曽有"の事態。なぜなら、愛を告白してきた相手は...ピュアすぎる乙女心を隠し持つ"おっさん上司"黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、同居している"イケメンでドSな後輩"牧凌太(林遣都)だったからだ――!

(公式サイトからの抜粋)

 ここからは最終回のネタバレを含みますので、お気をつけください。

 あらすじでお分かりの通り、このドラマは恋の三角関係をテーマにしています。(それが男同士というのがキモなのですが)主人公の春田創一は、これまたとてもお人よしで人好きのする性格です。だからこそ、熱烈にアプローチしてくる黒澤部長を無碍に扱うこともできず、最終回ではなんと、部長と結婚式を挙げることになってしまいました。結局は、結婚式の式中に自分の本当の気持ちに目覚めて、部長とお別れをすることになったのですが.........。

 主人公の春田は、自分の思い(部長のことは好きだけど、恋愛的な意味ではないということ)を部長に伝えられなかったために、結婚式を挙げるまで話が進んでしまいました。もっと前に自分の気持ちをきちんと自覚して部長に伝えていれば、部長をここまで傷つけることはなかったのだと思います。断ってしまったら相手を傷つけてしまうかもしれないと考えるやさしい気持ちが逆に自分や相手を傷つけてしまうということは多々あると思います。

 アイギスにも保護者に対して要望を断ることができずに、後々に職員の負担が多くなってしまったというご相談をいただくことがあります。もちろん、言い方はとても重要ですが、時には勇気を持って断るということも大事なのだと気がついたドラマでした。

2018.06.06