突然起こる地震

　先週、2月13日午後11時8分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生しました。その後も余震や、急発達した低気圧が通過し大荒れの天気となりました。貴園、並びに関係の皆様方はご無事でしょうか。

　私は地震発生時、自宅にて洗濯物を畳んでいるところでした。

　スマホの緊急地震速報は鳴りませんでした。ん？何？と思ったのが最初で、恐怖の感情に支配されました。家族と別々の部屋にいたので声をかけ、倒れる物がない部屋で揺れがおさまるのを待ちました。ガシャンとどこからか音が聞こえてくる、中々揺れがおさまらない、とても怖かったです。

　私が人生で体感した中で最も強い地震でした。マンション暮らしになってから、震度以上に揺れること想定し、倒れそうな家具は全て倒れないよう対策はしていました。

　今回の地震で、棚の上に置いていた四角い置時計が落下し、フローリングがえぐれてしまいました。今後、特に重い置き物の位置を検討し直すことにしました。

　家族の中で、私が危機管理担当なのですが、今まで家族には「そこまで準備要る？」と都度言われてきました。しかし今回の地震を経験して、災害への準備の重要性を再認識したらしく心底感謝されました。

　私たちはいつ発生するかわからない災害に対して、できるだけ最小限の被害で済むような準備と、起こったときの対応方法を考えておかなければなりません。

　過去の災害から学ぶべき教訓はたくさんあります。2021年度は東日本大震災から10年の節目で、アイギスではセミナーを企画しております。近日中に皆様にご案内をお届け致します。