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体調不良時に必要な勇気と環境

体調不良時に必要な勇気と環境

 こんにちは、先日仕事に私情は禁物のブログを書いたアイギススタッフです。最後にちらっと書いた、体調不良時について、今回は考えてみました。ただ、この件に関しては人それぞれで、コレ!っといった正解があるものではないと思うので、今回はイチスタッフの考えだと思って読んでいただければ幸いです。

 皆さんは体調不良時、すぐ職場の方に伝えることはできますか?結構職場の人に体調不良を伝えることって勇気が要りますよね。私なりになんでなのかな~と考え、経験に基づき、体調が悪いときにお休みすることが言い辛いのは下記2つの理由があるからだと結論付けました。

① 体調不良を職場の人に伝える勇気がない

② お休みできる環境が整っていない

 私の経験その1は「中学生時代の経験」です。私の学校では心身ともに健康が美徳とされている学校で、休むときは自分で事細かに説明が必要でした。事情聴取みたいで嫌だと思った覚えがあります。高校では皆勤賞を頂いたのですが、皆勤賞は休まないことが「真面目、誠実、模範」という印象を強くし、休んだら「不真面目」という評価を与えられそうな気がしました。

 私の経験その2は「バイトのときの経験」です。私は専門学生時代、小さいワインバーで働いたことがあるのですが、インフルエンザで休まなければならなくなったとき、とても怒られたことがあります。「普段から自己管理がなっていないあなたがいけない」、従業員が私含めて4人だったこともあり、「代わりを見つけない限り休むな」とも言われました(その時はなんとか休めたのですが...)。このときの嫌~な記憶が休みたいと言い辛くしているのだと思います。また、このときより仕事の進捗状況や人数などを気にするようになり、より言い辛くなりました。

 アイギスでは日頃より、体調不良時にお休みしやすい環境が整っております。例えば、仕事の進み具合が口頭や資料への書き込み、処理シートの利用などでしっかり共有されています。また、不調を長引かせないため、気が付いたスタッフ同士の声掛けや休養スペースの確保などがあります。あと、入社時に研修講師に風邪などをうつすことがNGと聞いて心が軽くなった記憶もあります。

 私は今、他のスタッフが行っている業務のレクチャーを受けています。こちらをマスターして、仲間が安心してお休みできるよう、助けたいです!

2020.01.27