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アイギスの近況

マニュアルの整備はできていますか?

マニュアルの整備はできていますか?

 こんにちは。

 アイギススタッフです!

 さて、唐突ですが、1つ皆様に質問です。

 「新制度が始まって皆さまの施設のマニュアルは新しいものになりましたか?」

 答えが「NO」の方は、もしかしたらそのマニュアルは無意味なものになっているかもしれません。それは、なぜかと申しますと、皆様もご存知の通り、新制度が始まり、新しい法律が施行され、保育業界に初めて安全の基準が決まったからに他なりません。保育施設の安全は「内閣府令第39号第32条」という条例の中に規定されており、それは条例ですので守ることが義務付けられています。第32条の中にはいくつか保育施設で行なうことが義務付けられている安全対策が項目としてあげられています。その中に2種類の指針=マニュアルを作成することという項目があるのです。2種類のマニュアルとは、「事故発生時の対応のためのマニュアル」と「事故発生防止のためのマニュアル」で、この中には不審者対応マニュアルや感染症対策マニュアルなどの個別のマニュアルは含まれておりません。したがって、保育施設では、これら2種類のマニュアルを整備しておかなければ、条例違反=安全ではない施設とみなされてしまい、今後は監査でもマニュアルの不備は指摘をされるようになっていくかと思います。

 アイギスでは、昨年よりこの条例により義務付けられているこれら2種類のマニュアルの作成をするマニュアルコンサルを始めています。2月は年度末が近づき、新年度に向けてマニュアルの整備するにはもってこいな季節です。新年度が始まる前に、マニュアルの整備をしませんか?マニュアルコンサルについて、ご興味がお有りの方はお気軽に弊社までお電話(03-5614-0721)ください。

2017.02.08