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アイギスの近況

事故年鑑は時代を映す鏡?

事故年鑑は時代を映す鏡?

 こんにちは。

 アイギススタッフです!

 いま、私たちアイギススタッフは2月に控えた「事故年鑑2016」の発売に向け鋭意編集中でございます。

 (事故年鑑とは、その年1年間に発生した保育現場の事故事例や、新しい政策、その他保育業界の関係者の方に知っておいていただきたい情報を保育業界の危機管理専門家集団であるアイギスが、アイギス独自の目線でまとめた事故事例集です!)

 現在行っている作業は、最も重要な掲載する事故事例の選別なのですが、毎年この作業を行っていると、年によって事故の傾向に違いがあったり変化があったりすることに気が付きます。

 例えば、2015年はコンプライアンスに関する事例が多かったり、2014年は保育士の虐待の事例が多かった気がします。

 2016年の事故事例を選別して気になったのは、事故検証委員会の発足のような事故発生後の動きが報道されることが多いということです。報道されることが多くなったということは、事故の発生だけではなく、その事故の原因であったり、施設側が事故にどのように対応してるのかというところにまで世間の関心が高まっているということにほかならないと思います。

 昨年の流行語大賞に「日本、死ね」もノミネートされましたし、保育業界は今最も世間の注目を集めている業界の一つになっています。アイギスブログに自園の事例を載せられないためにも(笑)、ぜひこの事故年鑑を購読いただき、自園の事故予防にお役立ていただきたいと思います。

 来週の水曜日更新のアイギスブログでは積読にならないための、アイギス事故年鑑の使用方法について書いていきたいと思います!

 来週もお楽しみに!

2017.01.25